ぐうたら女の一生。

書きたいときに書くのだ

前職を辞めた理由。

今更ながら前職を辞めた理由について、前職の特徴と共に書いていこうと思う。

この特徴で何の仕事か分かった人は多分同業でしょう。

 

・事務職(カレンダー通りの暦出勤、ボーナスあり)

ザ・ホワイトカラーって感じで毎日約8時間デスクワーク。デスクワークや座りっぱなしは全然苦ではなかった。

 

・約3年ごとに部署異動あり

その部署異動は大学での専攻やこれまで業務経験を加味されたものでは全くなく、玉突き式に約3年経ったから部署異動という形で自動的に行われる。よって、3月に異動したAさんの後任にBさんという形で、BさんはAさんの業務を丸々引き継ぐことになるため、結果人に業務がつく形になる。そうなると同じ職場でも誰が何をやっているかわからないということが多々発生して、非常に効率が悪い。例えば物品管理の部署に、社用車のことを聞きたいとき、普通に「社用車担当の◯◯さんが今日はお休みなので明日折り返しますね」とか言われる。まじで信じられない。同じ部署なんだから少しは話聞いてくれてもよくない?って思う。

私はたまたま新卒で希望する部署に行けて仕事内容も興味があって楽しくて、そこから別会社に行ってもキャリア展開が出来そうだったのでよかったが、社内転職と言われるくらい業務内容も全く違う部署への異動を3年程度で繰り返していたら自分の中で1つの柱みたいなものは出来ず、その会社の中でのジェネラリストにしかなれないというところに危機感を覚えた。

 

・ガチガチの年功序列社会

年功序列なので若手が少ない。そのため2〜3年間後輩が同じ部署に入ってこないとかいうことはザラで、後輩が入ってくるまでずーっと課のアシスタント的な業務をしつつ、本来の業務もこなすことになるため、若手の業務負担が重い。でも年功序列ってこういうことなんだろうなとは思う。ちなみに実力主義とかは一切なく、学校の通知表レベルの人事評価があって多少昇給幅が人によって変わる程度だが、人事評価する人(部課長)によって評価の付け方なんてまちまち。これはどこの会社もそうかもしれないが。

私がそれの何が嫌だったかというと、仕事で成果を上げなくても年功序列で給料は自動的に上がっていくので、昇進しようとしない職員が多くいたことである。業務内容は若手と変わらないのに、アシスタント的な業務をしてくれるわけでもなく定時を待って帰るみたいな中年社員が目立っていた。かといって、昇進したいかと言えば管理職になった後の責任と給料が割に合っていないというのは、ペーペーの私にでも分かるレベルで、そりゃあ昇進したくないよなと思う。でも年功序列社会で責任も負わないポジションにい続けるのはどうなの?とも思う。このあたりのジレンマが転職を考える理由となった。

 

・だいぶワーク寄りのワークライフバランスの充実

ワークライフバランスの充実ということで、産休が取れるのはもちろん、育休中は時短勤務ができるし女性にとってこれほどまでに働きやすい職場は無いと思う。現に私もこの点が魅力的だと思っていた。そしてまだあまり取得率は高くないようだが男性も出産支援休暇や育休を取得することができる。このように制度が整っていると、職員は20代から遅くても30代で結婚するし、結婚後子どもを2〜3人は育てている職員も多い。

そうなると、周りの多くの職員のように結婚しないのかとか彼氏はいるのかとかプライベートを突っ込まれる機会が多くてうんざりした。ちなみにこの話を他業界に勤める友人にすると、そんな話はプライベートでも交友のある上司や先輩にしかしないと聞いておかしいと思った。こういう質問が特定の上司からされるのではなく、あたかも共有することのように飲み会で部署のみんなの前とかで聞かれるのが本当に嫌だった。(もちろんマンツーマンで聞かれても嫌だが)

あとは、飲み会時の話がもうプライベートでどこに旅行に行っただのどんなハイテク家電買っただのどこに出来た新築分譲マンションに誰々さんが住むだの毎回毎回どの飲み会でも同じような話で、数年後自分がこの話題をするのかと思ったら退屈な未来が見えてしまって嫌になった。こういう話を聞いていると、あくまでも仕事とプライベートは割り切って生活してる人が多いようで、それはそれでいいのだが、なんか違うなというのが印象として強く残っている。

 

仕事面では仕事すればするだけ損するように思えるような覇気のなさがひどかったのと、仕事以外の環境ではまぁひどいムラ社会でやってられなかった。

まぁ総じて言えることとしては、働いているだけで年齢よりプラス5歳くらい老けそうだったので辞めた。

 

ボロクソ悪口になってしまった、、、笑

下書きにしては良くまとまってたと思うのでこのままアップしちゃお