片思いの失恋で一番辛いこと。
先日「なんかこの人とすごく性格合いそうだな〜好きだな〜」と思っていた人に彼女がいることがわかった。
好きだな〜っていうのは恋愛感情ではない。
友達として好きとか人として好きとかそういう感覚なので異性としての好きではなかった。はず。
彼女いること知ってショックは受けたから「はず」にしておいた(笑)
この人と一緒にいられたらいいなとかそういう甘い感情は一切なかった。
しかしその人のひねくれてる性格にすごくシンパシーを感じた分なおさら彼女がいて、しかもその彼女とすごく仲良くしていることがショックだった。
彼女がいることがわかってもう恋愛対象でも何でもなくなったから言えるけど、どんな彼女なんだろうとか、ああいう捻くれた性格の人が恋愛の幸せを語るってどんな心境の変化があったんだろうとか、とんでもなく下世話なことばかり考えてしまった。
でもこの件に関しては一日寝ればさっぱり忘れてしまった。
驚くほど今は何も思わない。冷めたもんだ。
その代わりか、学生時代のめちゃくちゃ辛かった失恋を思い出してしまった。
好きになったのは私が素を出して話せる優しくて明るくて真面目そうな人だった。
頑張って放課後メールして、学校でも軽く話すくらいのちょっと仲のいい友人関係くらいにはなれた。
そのときは本当に付き合い方がわからなかったんだと思うし、異性と二人で会話することへの照れもあったと思う。
でも学校のない日に遊んだりすることもできて、そろそろ進展があるかもしれないって直感が少し芽生えた頃だった。
一番仲の良い友達が私の好きな人と付き合った。
このときの絶望感は半端じゃなくてもうそろそろ進展がありそうとか思っていた自分の浮かれ具合を死ぬほど呪った。
友達には「まだ好きなの?」と言われても、振られるのが怖くて自分から告白できない焦りから「もうそんなに好きじゃないかもしれない」と言ってしまった私が悪いのは分かっていた。
仲の良い友達から急によく聞かされる好きな人の名前。
私はもう彼のことを好きじゃないと思ってるから、友達は悪気なく彼氏との話をする。聞きたくない話ばっかりだった。
でもこの話を聞いて友達が彼氏にすごい愛されてるんだなって思ったし、自分が好きだった人は彼女にこんなに愛情を向ける人なんだって思ったらすごく嫉妬したし悲しくもなった。
友達が知ったら気持ち悪がるだろうけど、その相手が私だったらいいのにって何回も思った。
先日の話と過去の話では程度が全然違うけど(今回は失恋した感覚すらあまりないからね)、
やっぱり片思いの失恋で一番辛いのは好きな人が彼女に愛情を注いでいるところを見たり知ったりすることだと改めて思った。
今思うと、学校っていう狭い世界にいたから忘れたくても好きな人と友達の存在を忘れられなかったんだろう。
だって今ならほぼ当たり前のように辛い場所から身を引くことができるからね。
そうでない場合は非常に辛い思いをするだろうけど。
今回は年を重ねたせいかどこかで無意識にセーブをかけていて過去ほど相手に入れ込むことはなかったが、これが狭い世界の中の出来事だったら完全にメンタル壊してたと思う…。
性格合うなとだけ思っていた人に彼女がいてショックを受ける自分にショックを受けるわ、思い出したくもなかった昔のことを思い出して自分の嫉妬心の気持ち悪さを知るわ色々複雑な気分。
深夜2時にセンチメンタルになって書きなぐってみた。
- アーティスト: 清水翔太 feat.仲宗根泉(HY)
- 出版社/メーカー: Sony Music Records Inc.
- 発売日: 2013/10/23
- メディア: MP3 ダウンロード
- この商品を含むブログを見る