ぐうたら女の一生。

書きたいときに書くのだ

不動産投資について書いてみる。


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お久しぶりの更新でございます。

前回の記事から2ヶ月間、仕事に邁進していたり旅行したりと慌ただしく過ごしていた。

そんな中で地味に書き溜めていた不動産投資について色々ひと段落したのでようやくブログを更新しようと思う。

 

実は約一年前から不動産投資を勉強していた。

で、この度やっと購入した物件に入居者がつきそうなので、一連の流れについて自分が何をしてきたかという記憶を掘り起こして書いてみることにする。

 

 

不動産投資をやろうと思ったきっかけ

私は昔から普通のサラリーマンよりは少しだけリッチな生活を送りたい願望があって、大学時代から株をやったりアフィリエイトブログを少しやってみたりと、不労所得にとても興味があったっていうのが根底にはある。

一年前の春、会社は死ぬほどつまらないし人間関係もうまくいってなかったし、留学という名目で仕事を辞めて何もかもを置いて海外逃亡をリアルに企てていた時期があって、ヤケになって語学学校インターンとかめちゃくちゃ調べていた。

そんな感じで病んでたとある休日、たまたま大きな本屋に行ったら、ある一冊の本を見つけた。

 

元ギャル女子高生、資産7000万円のOL大家さんになる! ~資金70万円&融資活用で、22歳のギャルが大家さんになれた方法~

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それが元ギャル大家さんの本なんだけど、第一印象としては、「元ギャルって言ってもどうせ30オーバーとかで、ギャルモデルからのギャル社長みたいに稼いでてある程度資金がある人なんだろうな」っていう偏見があったんだけど、中を見たら自分とかなり年が近くて驚愕した。普段こういうタイトル詐欺みたいな本は買わないけど、「こんなに自分と年が近くて環境が似てる人がどうして?」っていう思いが強すぎてこの本は即購入してしまった。そして何回も読んだ。若くして不動産投資を始めることのメリットがすごくよく分かったし、自分とそう変わらないような状況の人が不動産投資をできるなら自分もやってみたいと強く思った。

 

不動産投資をやろうと思ってからの行動

幸い、かなり近い身内に不動産投資をやっている人がいたので、まずはその人に上の本を読んで不動産投資に興味を持っていることを伝えた上で不動産投資について色々聞いた。

たとえば、ローンを組んで物件を購入して、収益も取れない中で自分が病気になったりして持ち出しもできなくなったらどうするのか?っていう超初歩的な疑問とか(団体信用保証を使えばいいとか)、本を読んだだけじゃ分からないような疑問点は何でも単発で質問して全て答えてもらった。これは本当に有難かった。

身内のアドバイスもあり、大家の勉強塾みたいなものにも参加した。(ここまでの流れ上の奈湖さんの本と全く一緒である。というか全て真似した。)

そこには自分と同じようなまだ勉強段階の人がたくさんいて、勉強後ご飯を食べながら経験談を聞かせてもらったり、話のレベルが高度でついていけないこともあったけど最近の不動産投資のトレンドを教えてもらったり、とても有意義で楽しい時間だった。

 

不動産投資に対するスタンスの変化と物件購入

だがしかし、実際に不動産業者に会って物件見学の希望をしても、若さ故か全く相手にされなかった。大体あと数年働いて資金を貯めてから来いと言われるか、親の協力がないと無理だと言われた。酷いところだと約束の時間にドタキャンされたこともあった。

今思えばこれはかなり功を奏するのだが、当時は結構キツかった。

まあでも20代前半の女が高利回りボロアパートを一人で見に来るなんて冷やかし以外の何者にも見えないだろう。それは自分でも分かる。が、そんな奴(私)相手にも若い人の投資を応援したいと言って情報を持ってきてくれる業者さんがいたことだけが救いだった。

今すぐに物件を買うなんてとてもじゃないけど無理なので、再度勉強をし直そうと思い、不動産投資関連の書物をバイブルとも言える金持ち父さんシリーズから日本の超有名大家のノウハウ本から最近のイケイケ大家の成功本まで片っ端から読んだ。

そこで、とある有名大家さんの本にえらく感銘を受けて、たまたま不定期開催のセミナーがあるというのでその人のセミナーに行ってみた。その人はかなり超高利回りかつ堅実な投資をしており、投資法や考え方も全くブレることなく筋が通っていて、なおかつ不動産投資を目的じゃなくて手段として実行しているところがすごく良いと思った。

セミナーはとても面白く、休憩時間やその後の懇親会で直接お話しさせてもらい、その中で優しくアドバイスを頂いたり色んな話を聞かせてもらったりして、若干諦めかけてた不動産投資をもう一回やりたいっていう気になったし、その人の考え方や手法をトレースしようと決めた。

そこから思考をガラッと変えたところ、投資対象や今後の目標に対してブレない軸が出来たので、迷うこともなくすぐに行動に移すことができた。

で、もうここからはめちゃくちゃ端折るけど、対象を定めて物件を探しまくっていたら、割と難ありな格安物件を見つけることができ、無事に物件を購入し、リフォームや美装は難あり物件のためまあとにかく色々と問題が発生したのだが半年くらいで完了し、管理会社にポータルサイト掲載を依頼したところ、客付けする間もなくすぐに入居者が付いた。

 

感想

まだまだ私の不動産投資は始まったばっかりである。だが、ここまで来るには飽き性の自分にとってはリフォームに長すぎる時間がかかってしまったし、結構疲れたという気持ちもある。

不動産は購入するまでがやはり一番楽しく、マイソクや情報サイトを見ながら電卓を叩いたりリフォーム後の部屋を想像するのは良いが、購入した後はリフォームや美装など全てに想定以上のお金がかかり、資金との兼ね合いで何度も心が折れそうになった。あまりに特殊なことが多すぎて色々ネタにしたいくらいだ。

だが振り返ってみると全ては人との関わりが大きかった。なんか学生の感想文とか成功大家の後書きみたいで非常に嫌だけど(笑)

投資は孤独にやるものというイメージがあったが、仲介業者、元家主、銀行、リフォーム・清掃・美装業者、管理会社、そして勉強会の知り合いや家族と、ここまで色々な人と関わりながら微々たるお金を作り出していくなんて正直に言って通常の仕事に相応するハードさだと思うし、とても良い勉強になった。

私は、自分みたいな生意気な若輩者が大家になりたいんです〜利回り高い物件が欲しくて〜とか言ってたら、ハァ?って思ってしまう心の狭い人間だけど、そんな態度を出さずに対応してくれた周りの大人の方々に本当に感謝している。私もそういう大人になっていきたいと心から思う。

今は資金も体力も気力もないし、規模を拡大していきたいとかは現在全く思っていない。投資はあくまでも生活を少し良くするための手段でしかないので、ひっそり堅実にこの家を運営していくのが当面の目標である。